HPVワクチンについて

 

知っていいますか? HPVワクチンのこと。
HPVワクチンは、子宮頸がんをはじめ中咽頭がんや肛門がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染を予防することができます。ワクチン接種により、前がん状態や子宮頸がんそのものの予防効果が報告されています。

茨城県産婦人科医会では、ワクチンで守れる命を守るため、HPVワクチンの接種を推奨しています。

*キャッチアップ接種は2025年3月末で終了となります。現在高校1年生の女子も3月末で定期予防接種の期間が終了します。それ以降は接種費用の補助が受けられなくなります。3回接種するには、9月末までに初回接種を受けるようにご検討お願いします。

HPVワクチン 私たちに出来ること(3分56秒)

子宮頸がんのこと、ワクチンと検診、接種前・接種時にできることなど

HPVワクチンについて伝えたいこと★俳優 古村比呂さん(1分52秒)

子宮頸がんの闘病中の方からのメッセージ

 

キャッチアップ接種ついて
 
誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日の女性の中に、HPVワクチンの接種の機会を逃した方がいらっしゃいます。
2025年3月末までは、ワクチン接種の費用の助成があります。2025年4月以降は、接種費用の助成は無く、受ける場合には自費になります(1回約3万円)3回接種を受けるためには、2024年9月末までに初回接種を開始することをお勧めします。

HPVワクチンの接種を逃してしまった方へ(24秒)

1997年4月2日から2008年4月1日生まれの女性向けのメッセージ

女子高校生の皆さまへ(28秒)

キャッチアップ接種についてのメッセージ
 

高校生相当の娘さんの保護者の方へ(23秒)

キャッチアップ接種についてのメッセージ

 

HPVワクチン接種の方法
 
①接種券(問診票)を確認・・・手元にない場合には住民票がある自治体に問い合わせしてください
②接種医療機関の予約・・・接種券に記載がある施設、またはネットで「○○(自治体名)HPV 予防接種 医療機関」で検索すると接種可能な施設が分かります。
③ワクチン接種を受ける ・・・不安があったら、接種する前に医師に確認してください。
④次回の予約をする ・・・年齢やワクチンの種類によって、接種間隔が違います。
*住民票の無い地域に一時的にお住まいの方でも、接種が可能の場合があります。自治体に確認してください。
*不安が解消できなかったら、当日でも延期が可能です。よく理解・納得してから接種しましょう。
*接種をしても、20歳を過ぎたら子宮がん検診を行ってください。

相談先

実際の接種方法や副反応等の詳細については、厚生労働省のホームページや自治体(保健センター)、接種医療機関にご相談ください。

健康被害の救済制度

HPVワクチンに限らず、現在日本で行われている法律に基づく予防接種については、予防接種健康被害救済制度があります。体調不良がある場合には、接種医療機関や自治体に相談してください。

以前報道されたような多彩な症状を心配されている方へ
 
 
・副反応の多くは痛みや腫れで、数日で良くなることが多いです。

・接種時に気分不快などを呈することがあります。心配な方は横になって接種しましょう。鎮痛剤を飲むことが可能です。

・痛みが長引いたり、からだが不自然な動きなどを呈した方々のことが以前報道されました。HPVワクチン接種以外でも起こることがあり、予防接種ストレス関連反応(ISRR)と考えられています。

 
  ・不安が強いかたは、かかりつけ医・接種医と相談してください。当日でも、接種を延期することが出来ます。  
 
(日本小児科学会)

 

HPVワクチンについて詳しい情報が載っているリンク先一覧
 

HPV予防接種拠点病院整備事業

▶関東ブロック:茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・東京都

厚労省

 
 
 

日本産科婦人科学会

日本医師会

 

東京都