産後うつとは
「産後うつ病」とは?
*産後数週間から数カ月以内に症状がでて、2 週間経っても改善しない、あるいは悪化していく病気です
★こころの症状・からだの症状
不安 育児ができない 家事ができない 眠れない
楽しめない いなくなりたい とても悲しい 身の回りのことができない
自分には子育ては無理なんじゃないかしら?気持ちばかり焦って、何も出来てない・・・
★治療のために
きちんとしたサポートとカウンセリング、服薬により症状は改善します。
周囲の理解も大切!今からでも遅くはありません。
・早めに相談すれば必ずよくなります
・まわりの正しい理解と優しいサポートが大事
・決して無理せず、頑張らず、のんびりと。
更年期うつとは
「更年期うつ病」とは?
*卵巣機能の低下による女性ホルモンの低下と、この時期の社会的役割や人間関係の変化、さらにはストレス耐性の低下によって起こるうつ状態
★こころの症状・からだの症状
食欲がない 眠れない キッチンにたてない 突然涙がでる
イライラする 気力がわかない 頭がカーッとする 記憶力がおちた
肩も腰も調子が悪くて、気力もわかず、家事もできないなんて、大きな病気にでもなったのかしら・・・
★治療のために
専門家と相談することで、貴女にあった漢方薬やホルモン治療(HRT)が症状の改善に役立ちます。
・顔の火照りや汗が多くて、調子が悪いなら我慢せずに専門家と早めに相談が一番!
・漢方薬やホルモン薬だけでなくサプリメントも有効です
・メンタルや甲状腺の病気が潜んでいる事も
更年期の鬱(うつ)とは
更年期は鬱病(うつ病)を発症しやすいといわれています。更年期は身体・精神・環境の因子が相互に重なり合って鬱(うつ)状態になることがあります。女性ホルモンは脳神経に影響しますから、女性ホルモンが急激に減少する更年期は心も傷つきやすくなっています。加えて環境の変化もストレスの原因になっています。また、鬱病(うつ病)になりやすい性格も関係しています。
更年期の環境的要因から起きるストレスでうつ病を発症する場合と、ホルモン変調による更年期障害である抑うつ・不安・不眠などの精神神経系の症状の悪化からうつ病になる場合があるようですが、この区別は難しいといわれています。更年期の症状だと思ってうつ病を見落とすと治療が遅れてしまいます。鬱(うつ)は心の風邪とも呼ばれています。早期に改善することで重症化させないことが大切です。
更年期の鬱(うつ)を乗り越える
更年期は皆に訪れます。几帳面で真面目な人が鬱(うつ)になりやすいといわれています。気分が落ち込んだり不安を感じたら、物事の見方を変えたり、真っ向から取り組まないで「まあいいか」くらいの気持ちで現実を受け入れましょう。更年期は幾つかの荷をおろす時期です。生理のわずらわしさや子育てから開放される時期です。ただ、空の巣症候群に陥ったりすることもあるかもしれません。子供からの自立のプロセスと捕えてみてはいかがでしょう?更年期は家族関係を見直す良いチャンスです。
体の不調が気になるなら専門医の受診をしましょう。鬱(うつ)が精神的症状よりも身体的症状の方が強く出る仮面うつ病の場合があります。更年期にあたる女性の場合、婦人科、更年期外来があります。また、精神科にためらいがあるなら神経内科を受診してみてはいかがでしょう?
<http://www.kounenki-ikiiki.com/52/より転載させていただきました。>